就活レポート

作成者
パチえもん
男性
文系
大学・学部
大阪大学
外国語学部
2018年卒
エントリー社数
40社
会社説明会への参加社数
20社
内定を得た社数
1社
エントリーシート提出社数
20社
就職先の業界
金融
就職先以外に内定を得た業界
なし

◆ 就活を始めてから内定を得るまでに活動したこと

 私の場合、インターン等には参加していなかったので、12月や1月に大学のキャンパスで行われる合同説明会にちらほら参加する程度で、本格的に就職活動を意識したのは3月からでした。それでも、生協の主催する大学のキャンパス内での合同説明会に行くばかりで、他所で開かれている大規模な説明会には行かずじまいでした。

 実際のところ、説明会に関してはそれでよかったと考えています。遠方まで出かけていくのも、長丁場な就職活動においては体力面で問題が出てくる可能性があります。加えて、合同説明会ならば自分が最初は興味を持っていなかった企業の説明会に参加してみる良い機会になりました。事実、私が最終的に内定を頂いた業界は、元々あまり関心を持っていなかった金融業界でした。3月の半ば頃からエントリーシートの締切が迫ってきます。4月の半ば頃までと考えるとエントリーシートにかけた期間は1か月程度でしょうか。その間は特に興味を持った企業にプレエントリーし、個別の説明会に足を運びました。そこで興味を持てなかった企業には結局エントリーはしませんでした。実際に就職活動をしてみると、思ったほどエントリーシートを書かないまま終わるといったことはままあることだと思います。

 説明会や座談会では、とにかく自分のイメージと実際の企業の在り様が本当にマッチしているかを探っていました。本当にマッチしている企業であれば簡単にエントリーシートを書くことができますし、面接でもさほど緊張しません。逆に、単に知名度やイメージだけでエントリーしてしまうと思っていた以上に難儀することになると思いますし、面接でも苦戦すると思います。私はメーカーを最初志望していましたが、いざ説明会に参加してみるとピンとくるものがなく、それでも面接に参加してみれば、面接官の方と私の間にミスマッチが生まれたまま終わってしまうといったことが多々ありました。最終的にマッチしていると感じたのが金融でしたが、2社しかエントリーしなかったものの両方から内々定を頂けたので、やはり自分自身にマッチしている業界であればたくさんエントリーせずとも内々定は貰える、貰いやすいのだと思います。加えて、志望業界が定まってきたら競合他社との違いをしつこく質問することをお勧めします。面接でも「なぜそこの企業を選んだのか」は必ず質問されますし、他者との違い・独自点というものはその会社を選ぶ上で大きな志望動機となるはずです。私は何人もの社員に同じ質問をしましたが、その度に違う答えが返ってきたのでそこも興味深かったです。

 さて、肝心かなめの面接についてですが、何らかの機会に面接練習は行っておくことをお勧めします。というのも、自分ではここが自分の長所である、とか、この経験でこういう能力を養った、とか、就職活動においては言いがちではありますが、存外他人の目を通してみると、「それって違うんじゃない?」となることが多いです。ですから、1人だけで満足せずに、誰か他の人に自己PRや志望動機を聞いてもらうことをお勧めします。あとは、普段の自分を出すだけです。もちろん、必要最低限の礼儀を弁えて。

◆ 就活の前と後で自分自身の変化があれば教えてください。

 多くの人が同じことを言うと思いますが、私にとって就職活動は社会を知る良いきっかけでした。やはり就職活動を始める前は「大学生活が終わってしまうのが嫌だ」「働きたくない」と強く考えていました。しかし、こういった考えのままでいると、社会の中で自分がどこにいて、どういった働きをしていくことで社会の一員として貢献していくのか、分からないままです。いざ就職活動を始めてみると、世の中には本当に多くの、それこそ自分の想像もしていなかったほど多くの企業が存在していて、それぞれがそれぞれの働きで社会に貢献しており、それらの重なり合いによって社会は成立していると実感しました。その認識をもってして、さて自分はどの役割で社会に参加しようか、と前向きに社会参加を捉えることができるようになっていきました。

 自分に対する捉え方も変化がありました。「私」という存在について「私」が一番よく知っているのかと言われれば、実はそうではありません。面接官の方は、20分や30分という短い時間の中でしか相手を判断できません。20年以上見つめ続けてきた自分自身の判断と、面接官の判断とで結果が食い違うのも仕方ありません。そこで、常に「他人から自分はどう見えているのか」ということを考える姿勢がうまれました。俗にいう「他己診断」というものがそれに当てはまるのかもしれません。自分自身や家族、親しい友人ではなく、「知り合いで多少は喋るけどそこまで親しくないヤツ」から見た自分というものの方が、存外面接官から見た自分のイメージに近いのかもしれません。

◆ これから就活に臨む後輩へのアドバイスやメッセージ

 ただ我武者羅に企業にエントリーしていくのではなく、どこが自分に合っているか、どういった活躍が自分にならできるか、といったことを考えながら進める就職活動は、世間一般で言われているような就職活動のイメージとは違い、楽しいはずです。仮に選考に落ちてしまった場合でも、こう考えれば大丈夫です。「見る目無いやん」と。誰からも好かれる人というのがこの世に存在しないように、どんな企業にも欲しがられる人というのもなかなかお目にかかれません。逆に、誰からも嫌われる人というのがこの世に存在しないように、どんな企業からも敬遠される人というのもいません。なかなかスムーズにいかない場合もあるかもしれませんが、それはたまたままだ自分に合った企業に出会っていないというだけのことです。気楽にいきましょう。応援しております。

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