就活レポート

作成者
たにし
男性
文系
大学・学部
同志社大学
法学部
2018年卒
エントリー社数
30社
会社説明会への参加社数
50社
内定を得た社数
2社
エントリーシート提出社数
23社
就職先の業界
運輸(鉄道)
就職先以外に内定を得た業界
メーカー(医療機器)

◆ 就活を始めてから内定を得るまでに活動したこと

◆インターン戦線、異状あり

 3年生の2016年6月初めに大手就活情報サイトのインターン用ページが開設されたのを機に、インターンへの応募を考え始め、実際に数社エントリーした。

 私の場合、本番(2017年3月解禁)までに実際に選考を経ることにより、エントリーシート(ES)や面接の経験値を上げておこうと考えたため、業種に関係なく、夏のインターンではあえて選考が厳しい(高倍率・面接有)企業を4社程選んだ。しかし、いずれもESを突破後の面接で撃沈し、以降夏休みはサークルやゼミに注力し現実逃避を図った。

 就活熱が再燃したのは秋学期の始まる10月ごろだった。ぼつぼつ冬のインターンの募集が始まり、私の周囲も就活モードに突入し始めたこともあり、夏のリベンジとばかりに年末にかけ5~6社エントリーした。もちろん選考が厳しい(とされる)企業ばかりである(夏と比べて少し業種は絞ったが)。しかし、またもや歯が立たず全敗し、結局「1dayインターン」という、インターンとは名ばかりの会社説明会もどきに2つほどいったのみである。冬のインターン全敗が濃厚となった2月上旬からは何振り構わず合同企業説明会(3月前は業界研究会・インターン紹介という名目)や学内の就活セミナーに行くようになった。さらに、ESの典型的な質問(学生時代頑張ったこと・自己PR・どんな風な社会人になりたいかetcetc…)への想定問答集(テンプレ)作成にも時間をかけた。これは、3月に入ればじっくりと己を見直す時間も無くなるだろうという予想のからの行動であった。今から考えれば、この時点でのテンプレ作成は後の助けとなった。


◆3月突入、広報解禁、てんやわんや・・・

 そして、まともなインターンに行けなかった絶望と不安の中、3月の解禁を迎え、学内説明会や生協主催の企業合同説明会に毎日奔走することになった。3月中旬以降は企業の個別説明会が中心となっていった。ちなみに3月以降は、大学生協以外が主催する企業合同説明会には足を運んでいないと記憶する。様々な大学の学生が玉石混交となって集まる(就活情報サイトが主催する)企業合同説明会に行く価値はないと思っていたし、私の周りも同じように考えていたと思う(一度行けばわかる)。一方で大学生協主催の企業合同説明会は、同一大学の人が対象の場合、企業の方も集まる大学のレベルを前提に、踏み込んだ話をしてくれたり、質問時間を長めにとってくれたりしていたので非常に有意義に過ごせたように思う。また大学生協主催の企業合同説明会にはあまり学生が来ないので、学内説明会に比べて非常に伸び伸びと過ごせた。説明会や社員座談会を通して、自分のやりたいことを徐々に明確にできたと思う。説明会はかなりの数をこなした(約50社)が、今になって考えれば、そのことが適正なマッチングにつながっていると思う。 

 私は、メーカー(重工業・輸送機器・精密・化学など)を中心に、若干の旅客インフラ(航空・鉄道)にのみESを提出した。ESを提出したのは23社だが、そのうち4月上旬までに締め切りが設定されていたESは18社であった。特に3月下旬は説明会とES作成の両面作戦を余儀なくされ非常に苦しかったように思い出される。


◆6月選考解禁、だったのか・・・???

 説明会に奔走した3月の後、4月に入った途端にリクルーター面談や座談会、そしてグループディスカッション名目の「採用選考」が入るようになっていった。先輩たちから、4月が正念場だと聞いていたが、まさにその通りだと感じた。ただ私の場合、4月上旬に1社最終面接まで進んだことにより、頭の切り替え(6月採用面接解禁なんて建前だと理解した)ができたことで、早い段階から緊張を保つことができたと思う。1日に選考などのスケジュールが2つ3つ重なるのも珍しくはなく、まさに光陰矢の如く4月は過ぎ去った。


◆戦勝記念日5月20日

 5月に入ると、持ち球が急激に減り、もともとエントリーが少なかったのでとても焦り、追加エントリーも検討したほどであったが、本命の企業(鉄道)の選考が順調に進んでいたので、追加エントリーはいったん取りやめた。今思えば、本命がコケたときのためにこの時点でいくつか保険をかけておくべきだったと思う。5月中旬から下旬にかけ、最終面接ラッシュが続き、結果的に3つ内定を5月中にもらった。このような感じだったのでクヨクヨしている暇はあまりなかった。業界にもよるとは思うが、6月採用面接解禁なんて建前もいいところであり、周囲も5月中に内定をもらっている人が多かったように思う。せっかく頂いた他社の内定を断り、かねてよりの本命の鉄道(私鉄)会社の内定を受諾(形式的には6月1日付)し、就活を終えた。

◆ ご自身の面接を振り返ってみて、ここが良かったと思うポイントは?

『清く、正しく、自分らしく』

 私は面接のとき、①相手の目を見て②簡潔に話す という2点を意識してやっていた。手前味噌で恐縮だが、相手の目を見て話すと、自然と自信のある話ぶりになるのだと思う。また、簡潔に話すことで、話の要点が面接官の印象に残りやすく、会話のキャッチボールが成り立ちやすくなったような気がする。実際に面接後にフィードバックがあったときは、上記の点をしばしば高く評価してもらえた(真摯な姿勢が見受けられた・円滑なコミュニケーションを図ろうと努力していた)ことが多かったように思い出される。余談ながら、その他にも私は言葉の言い回しにも注意を払っていた。決して「ふざける」という意味ではないが、普段の話しの中で用いるような俗っぽい表現を使うことで、取り繕っている感じを出さないようにしていた。これが裏目に出てしまう場合もあるかもしれないので、就活を迎えるみなさんにはオススメしない手法だが、挨拶やお礼以外は自分の言葉で喋った方が案外スラスラいけるものである。使い慣れない堅っ苦しい言い回しより、失礼ではない範囲で自分の言葉を確立することをオススメしたい。

◆ これから就活に臨む後輩へのアドバイスやメッセージがあればお願いします

『時事ネタ業界ネタに強くあれ』

 面接や社員座談会の際に痛感したのは、業界や経済全体に関する時事問題についてよく知っておくべきということである。面接で「○○(時事問題)について知ってる?どう思う?」といった質問はなされたことはないが、私はある企業の最終面接で、とある役員から「我が社が10年後を見据えて、今から取り組むべき事業はどんな事業だと思うか?」といった質問がなされた。当たり障りのない答えはいくらでもあるが、やはりこういうところでホットトピックへの目付けの度合いが、他の学生との差として如実に現れるというべきかと思う。余談ながら、このとき私は前日に新聞で読んだことをもとに先端IT技術(フィンテック)と既存のインフラの融合を提案した。人気企業を目指す方にとっては、これらのような最低限のことは押さえておかなければ、思わぬ失点にもなると思う。社員座談会の局面においても同様で、「やりがいはなんですか?」「苦労したことはなんですか」などは誰しもが聞くはずで、実際にそのような「鉄板質問」に答える社員もうんざりした顔になっているように見受けられたことがあった。私は、そのようなマンネリ化した場面においては、できるだけ経済動向や業界の関心事に係る質問をすることを心がけていた。実際そうすると、多くの場合社員も生き生きと答えてくれたように思えた。

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