就活レポート

作成者
たに
男性
理系
大学・学部
京都大学
工学研究科
2018年卒
エントリー社数
15社
会社説明会への参加社数
10社
内定を得た社数
2社
エントリーシート提出社数
10社
就職先の業界
電子機器業界
就職先以外に内定を得た業界
非鉄金属業界

◆ 就活を始めてから内定を得るまでに活動したこと

◆2016年6月以前

 大学院に進学予定だったため、学部時代は就活に対して全くモチベーションがありませんでした。学部卒で就職する同期から就活に関する話を耳にすることはありましたが、自分は日々の課題や所属していた体育会の部活動に専念しており、全く就活のことは考えていませんでした。


◆2016年6月

 就活に対する漠然とした不安を和らげるためにインターンシップへの参加申し込みを行いました。「大学院の専攻に直結する業界の会社は就活解禁後に接触する機会が何度もある。」という話を研究室の先輩から聞いていたため、限られた機会を活かすためにも大学の専攻とは関係ない業界の会社を中心に志望先を探しました。しかしながら、企業研究が不十分だったので、ESを作成する際も文字数を埋めるのが精一杯で内容的に薄すぎる文章になってしまいました。この時点で、これまでしっかり就活の準備をしていた人たちとは大きな差がついてしまっていることを実感しました。


◆2016年8月

 奇跡的に選考に通過した会社のインターンシップに参加しました。事業内容に興味があった会社でしたが、いざその環境に飛び込んでみると全く雰囲気が合わないことに気付きました。そのため、他の会社のことについて知りたいと思うきっかけになりました。今になって思うと、もし参加していなかったら自分が会社選びを行う際の軸が全く決まらなかったのではないかと思います。そういった意味で、参加してよかったと思います。


◆2016年9月~11月

 インターンシップで研究室を2週間不在にしていたこともあり、研究が思うように進んでいないことに気付かされました。学会への参加を控えていたこともあり、就活に時間と労力を割く余裕がなくなってしまったため、しばらく就職活動は休止することにしました。自己分析やES作成の練習などを地道に行っている同期もいたので、もう少し要領よくこなす工夫はできたかもしれません。


◆2016年12月~2017年2月

 学内での合同説明会が頻繁に行われるようになり、「就活」という迫りくる現実から目を背けられなくなりました。幸い、参加特典として生協で使える金券がもらえるイベントが多数開催されていたので、それが参加のモチベーションになっていました。参加していく中で気づいたことは、ただ就活イベントに参加するだけの行動は就職「活動」ではないということです。20分程度の説明会で得られる情報は、その大部分がその会社のHPを見ればわかります。それに、同じ情報でも主体的に探して得たものと、受動的に与えられたものではその価値は雲泥の差です。そのため、イベントに参加するのであれば、採用HPやパンフレットなどを読んで疑問に思ったことをまとめて質問するなど、そこでしか得られない情報を得るように努めるべきだと思います。


◆2017年3月

 いよいよが解禁されました。この時点ではまだ第一希望の会社を絞れてはいなかったので、とりあえず興味のある会社に10社ほどESを提出しました。学内での推薦希望調査の時期が3月の末日だったため、それまでは引き続き説明会に参加して企業研究を続けていました。


◆2017年4月

 何度も説明会に出向き、企業のHPなどで情報を得ることで、志望度の高い会社を絞り込むことができました。しかし、推薦応募で選考を受けられる会社は1つしかないため、どこの会社にするかの選択を迷いました。「志望順位1位だが面談の開始が5月以降のA社」と、「志望順位2位で4月中に面談が終わるB社」で迷った結果、まずB社の選考を受けて、もしダメだったらA社の専攻を受ける。という中途半端な選択をしてしまいました。

 はっきり言ってこれは失敗でした。B社の面談日程が近づいているにもかかわらず、企業研究や面接で話す内容についての整理をするモチベーションがなかなか沸いてきませんでした。推薦応募で内々定を取得した場合は辞退することが事実上不可能なため、B社の選考に通過するということは、第一志望であるA社に入れる可能性を諦めることになるからです。そして準備不足のまま面談に臨んだ結果、B社は当然不採用となりました。

 心機一転、次はA社の選考に向けて全力を尽くすこととなりました。しかし、ここで新たな問題が発生しました。自由応募で事実上の内々定を獲得していたC社から推薦書の提出を求められたのです。C社は第3志望であり、その最終選考を通過した油断から第4志望以下の会社の選考は全て辞退していました。先述の通り、推薦書の提出が可能な会社は1つしかないため、C社に推薦書を提出してしまえばA社の選考をあきらめなければなりません。苦しい現状を打開すべく、A社とC社にそれぞれ面談時期の前倒しと、推薦書提出の保留の申し出を行いました。どちらの会社からも配慮していただくことはできましたが、「A社の選考の最終結果が出るまでにC社に対しての結論を出す」ということは覆りませんでした。


◆2017年5月

 最終的にC社を辞退してA社の選考に臨むことにしました。A社の選考に通過できなかった場合は就活を一からやり直すことになりますが、どう転んでもこれが一番後悔しない選択と考えての判断です。結果的に無事A社の選考に通過することができたので、そこで私の就職活動は終了しました。

◆ インターンシップに参加された方は、その内容とそこで得たものをおしえてください

 会社選びを行う際には、事業内容や給料などの待遇だけでなく、どのような社風の会社ということにも気を配るべきだということ。

◆ エントリーシートを書くときに気をつけたことは?

 まずESは「書くもの」ではなく、「読んでもらう」ものだと認識することから始めました。技術系採用に応募する際には必ずと言っていいほど研究内容の説明を求められたのですが、専門外の人が読んでも大体の内容をつかんでもらえるように多少の正確さを犠牲にしてでもわかりやすさを優先した文章を書くように心がけていました。

◆ これから就活に臨む後輩へのアドバイスやメッセージがあればお願いします。

 まず就職活動を始めるにあたって、「どこでも好きな会社に入ってよい」と言われたらどの会社に入るか?というのを考えてみると良いかもしれません。どうせ自分には無理だから、とか考えるのではなく、どうすればそれが実現できるのかを考えるきっかけになるのではないかと思います。また、なぜその会社に入りたいのかという理由を考えることによって、共通点を持つほかの会社にも目を向けられるようになるかもしれません。大学受験の時と比べて選択肢が多すぎて、何が正解かわからなくなることもあるでしょう。後悔しない一番の方法は深く考えたうえで結論を出すことだと自分は思います。苦しいことも多いと思いますが、周りの人と協力しながら精一杯乗り切ってください。

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