就活レポート

作成者
フラッフィー
女性
理系
大学・学部
大阪府立大学
生命環境科学域
2019年卒
エントリー社数
15社
会社説明会への参加社数
10社
内定を得た社数
1社
エントリーシート提出社数
13社
就職先の業界
メーカー(空調)
就職先以外に内定を得た業界
なし

◆就活を始めてから内定を得るまでに活動したこと

 学部の4年時から、進路に関してかなり迷っていました。研究が好きだからこのままドクターコースまで進学するのか、それとも就職するのか。浅い経験の中で何を決め手に「選択」すれば良いのか、判断材料が無さすぎる状況に悶々としていた私は修士2年の採用情報が解禁するギリギリまでとにかく色々なことに挑戦し、一つでも多くのことを経験しようと決心しました。


◆【2017.1月~ 自己分析(留学準備)】

 最初の挑戦は「留学」でした。外の空気を吸えば、きっと何かが変わるはず、とかなり浅はかな考えで研究留学を決意しました。しかし海外留学奨学金を獲得するためには、そんな薄い動機では通用するはずはなく、将来の目標を叶えるために何故留学が必要なのかを明記しなければなりませんでした。この時初めて「自分が何をしたいのか、10年後・20年後になりたい自分の姿」について真剣に考えました。今思えば、これこそ「自己分析」だったように思います。

 これまで自分が何を考えてどう選択してきたのか、ひとつひとつ振り返りました。次にぶつかった壁は自分の思いや考えを「文章」にするということでした。いきなり800字や1000字で目標を書けと言われてもすぐに書けるものではなく、字数を埋めることに大変苦労しました。自問自答を繰り返しながら内容を深めていき、時間があるときに読書をして、書物からインパクトのある表現や言い回しを見つけて参考にしていました。それでも行き詰まるときは誰かに話してみることで、新しい着眼点や気付きを得ることができました。


◆【2017.9月~ 夏のインターンシップ】

 修士1年の夏に2週間の官公庁へのインターンシップに参加しました。選考は書類選考のみで各部署に1名ずつという採用枠でした。ESの内容は志望動機などの一般的な内容に加えて、A4・2枚で自由に記述させるものがありました。激戦を制するには、自分の強みや頑張ったことなどを普通に自己PRしていては到底受からないだろうと考え、私が希望した部署が関わっている施策に対しての良い点や課題点、今後どうすべきかを小論文形式で作成し提出しました。ただ「書く」のではなく、どうしたら勝てるかの作戦を考えてからESを作るのが良いということが分かりました。

 インターンシップでは、10名の職員の方と一対一で政策に関する議論のほか、OB訪問のような雰囲気の中、官公庁で働くやりがいや、なぜこの職業を選んだのかなど伺うことができました。また、配属部署の関係機関への視察に同行させて頂き、普段会うことのできない方々とお話できたのは大変貴重な機会でした。その他にはインターンシップ生同士でグループを組み、政策立案ワークショップも行いました。ある課題に対して、どのような政策を打ち出せば良いかを議論し、立案した政策案を職員の方々の前で発表しました。


◆【2017.11月~ 研究留学】

 11月から翌年の2月まで研究留学をしていました。帰国後に就職するのか、ドクターへ進学するのかを考える最後の猶予期間でした。海外の研究者と毎日ディスカッションをしながら研究をするのは本当に楽しかったのですが、それ以上に強く印象に残ったのは、留学先で目にする日本製品でした。「made in Japan」というブランドの魅力は日本にいると気付かないものですが、世界中にごまんとある類似製品の中から日本メーカーの製品が選ばれ使われているということに感銘を受けました。

 日本の技術力は衰退していると言われているが、日本製品の信用性は落ちていない。世界に日本の科学技術をアピールすることに尽力したいと考え、これが私の就活の軸になりました。


◆【2018.3月~ 採用情報解禁】

 帰国してから1週間も経たないうちに就活解禁になりました。就活サイトにも一切登録していなかったので、まずは登録するところから始めました。どの企業にエントリーするかも決めていなかったので、知っている製薬企業にエントリーをしました。今思えば、採用情報が解禁される前に中小企業をある程度ピックアップしておき、先に選考を進めておいて本命の企業の採用が本格化する前に一社でも内定をもらっていれば、もっとスムーズに就活できたであろうというのが反省点です。

 合同説明会などには参加せず、各企業の個別説明会のみ参加しました。まだ余裕のある3月の間に、所属している大学で行われている合同説明会に参加して、他業界の会社も幅広く見ておけばよかったと思っています。主要都市で開催される合同説明会は、出展企業数が多いため一日により多くの企業を見ることができますが、各大学で行われている合同説明会での出展企業は本大学の学生の採用に積極的である、かつ少人数で対応してもらえるため、参加するメリットは大きいと思います。


◆【2018.5月~ 面接開始から内々定先を得るまで】

 面接で聞かれる内容としては、ESに書いた内容からは2割程度しか聞かれないことに最初は驚きました。思いがけない質問にあたふたすることもありましたが、すぐに返答できない場合は「30秒ほど考えさせてもらってもよろしいでしょうか」と時間をもらうこともありました。臨機応変に対応する力、論理的に説明する力、熱意の3点が面接では見られているように思いました。

 内定先の企業の面接は、最終面接まで面接官としっかりとかみ合っている感覚がありました。企業からの質問に対して一問一答で答えるだけでなく、コミュニケーションがよく取れているという印象がありました。内定先企業は自分が第一志望としていた業界では無かったのですが、私の将来の目標を踏まえてキャリアプランを提案して下さったことが決め手になり、ここで働こうと決意しました。

◆エントリーシートを書くときに気を付けたことは?

『見やすく!文頭にはキャッチフレーズを!』

 自己PRなどの項目では、「私のモットーは○○○です」などと文頭に自分のキャッチフレーズを書くようにしてました。面接でもキャッチフレーズについて質問されることが多くありました。また、800字以上など文字数が多い設問は段落毎に見出しを付けていました。

『提出する企業によって自己PRの内容を書き分ける!』

 企業によって求めている人材が異なるので、他社に提出したESを完全に使い回しにせずに、各企業によって一語キーワードを付け加えるだけでもいいので、多少アレンジした方がES通過率が上がると思います。

『志望動機はannual reportを参考に!』

 株主や資産家向けに各企業はアニュアルレポートという年次報告書を出しています。5~10年先に拡大させたい事業分野などがアニュアルレポートを見れば分かります。

◆これから就活に臨む後輩へのアドバイスやメッセージがあればお願いします。

 内定先企業との出会いは必ずしも自分が最初から志望してた企業・業界とは限りません。専攻分野に縛られる必要もありません。決して1つの分野に拘りすぎず、アンテナを張り巡らせてチャンスを掴んで下さい。

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