就活レポート

作成者
かっすん
女性
文系
大学・学部
同志社大学
経済学部経済学科
2019年卒
エントリー社数
60社
会社説明会への参加社数
80社
内定を得た社数
6社
エントリーシート提出社数
45社
就職先の業界
IT・情報(SIer)
就職先以外に内定を得た業界
IT・情報、鉄鋼、機械メーカー

◆インターンシップに参加された方は、その内容とそこで得たものをおしえてください。

 大手情報通信企業の1ヶ月サマーインターンに参加しました。私は、インターンでは「自分の働いているイメージ・数年後の自分のキャリアプランを掴む」ことを目的に参加しました。なぜかと言うと、自分が「何をしたいか」の方針は大方決まっていましたが、「実際に何ができるか」が明確になっていなかったからです。そのため、長期インターンで実際に社員の方と仕事をこなせるようなインターンに応募していました。

 インターン先では、モバイル端末販促部に配属されました。ここでは、次シーズンの新作モバイル端末をどのように販売していくかを考えていく、いわゆる「企画系」のお仕事をさせていただきました。はじめに、最終日にプレゼンする課題を与えられ、それを毎日コツコツ進めながら、担当してくださる社員の方の付き添いを主にしていました。販促部ということもあり、他社の方々のお話を伺う機会も多くあってとても貴重な経験でした。特に某有名多国籍インターネット関連企業の方と3日間も一緒に働けた経験はその後の自分の就活を左右するものとなりました。

 しかし、反省点もあります。私自身が周りからの刺激にのまれ、自分自身が何も爪痕を残すことができなかった点です。最初に与えられた課題に対し、自分からアプローチしていかなければならないところを周りからのアドバイス通りに動いてしまい、何も革新的なことができませんでした。

 インターンは「お仕事体験の場」でもありますが、それ以上に「自分の能力を試すことができる機会」でもあります。いい意味で学生らしさを生かしたり捨てたりできる場なので、固定観念に囚われず熱い想いと覚悟をもって参加してみてください。

◆就活の前と後で自分自身の変化があれば教えてください。

 圧倒的に社会の動向に目を向けるようになりました。それまでは、自分のやりたいことだけに目を向け、やりがいだけで働きたいと思っていました。そのため、最初のうちはただ上部のイメージだけで大手企業を中心にエントリーをしていました。

 しかし、現在の社会の状況や今後の動向などを考えていくと様々な可能性があり、表舞台には見えない企業が無数にあることにも気づいていきました。就職活動の第一歩は社会をまず知ることだと思います。自分たちが幼いころから知っているような企業は全体のうちのごく一部です。普段目につかないところでとても魅力的な仕事をしている人たちがたくさんいることを意識して、多くの企業と出会い、その中で自分がやりたいこと・できることを見つけていってください。

◆就活を振り返ってみて、ご自身の就活体験記にキャッチコピーをつけるとしたら何ですか?

 就活は「量より質!戦略重視」だと思っています。私自身、色々な可能性を見出したくて気になった業界・職種はなりふり構わず飛びついていましたが、結果的には自分の中にちゃんとした芯がある人達が、選ばれている気がしました。ただ、特に大企業だと内定式を迎えるまで職種が決まらない場合も多々あります。そのような中で、自分が何をしたいか、どう企業に貢献したいかを的確に伝えることはとても難しいところではありますが、徹底的に自己分析したうえでどのような経緯で、入社したい想いにつながったかを熱意をもって伝えることが大事だと思います。

 ただ一方で、場数を踏むことが大切な場合もあります。私の場合、多くの企業にエントリーし、書類選考は通過するもののなかなか面接でいい結果がでないことが続きました。それでもめげずに何度も面接を繰り返していると次第に自分をどうアピールすればよいかが見えてきます。もちろん、本番で試すのではなく、同じ就活仲間を頼ってみてもらうなど様々な方法があります。面接に関しては、人によって課題と感じる部分が全く異なると思うので、攻略法を自分自身でも探ってみてください。

◆これから就活に臨む後輩へのアドバイスやメッセージがあればお願いします。

 私は、比較的はやめに就職活動に取り組んでいましたが、内定をいただいた時期はそれほど早くはありませんでした。就職活動は十人十色、千差万別です。人によって人生は異なっているのだから当たり前ですが、運よくスイスイ生き抜いていく人もいれば、努力に見合った成果がなかなか出ない人もいます。私は完全に後者でした。頑張ってきたはずなのに、なぜ人事にその思いが伝わらないのか、苦しんだ時期もありました。しかし、ふと振り返ってみるとそれらがただの自己満足であったことがわかりました。あまりにも就職活動に必死になりすぎていたため、自分のことしか考えられていませんでした。

 自分の人生を左右するのだから当たり前、と思われるかもしれませんが、就職活動は企業との「マッチング」です。相手に欲しいと思われなければ、相手の立場になってみなければ互いに良い関係は築けません。それまで私は「自分の可能性は無限大だけど、この新卒の時の選択で今後の人生が左右される」と思い込んでいました。しかし、そんなことはありません。むしろ、新卒からの約10年は社会を体験できる機会だと思ってください。

 私たちが社会人として大きなチャンスを掴めるようなピークを迎えるのは大体30代半ば~40代だと思います。それまでに、様々な経験を積んでいることがそのままあなたの価値になります。したがって、新卒入社した企業が人生のすべてではないということをまず知っておいてほしいです。

 自分を理解してもらい、さらに評価してもらうということは容易なことではありません。なぜなら、相手に理解してもらうにはまず自分が自分のことを知り、受け入れていかなければならないからです。私はこの点がとても苦手でした。自分がどのような思いでこれまで生きてきて、今後生きていくかを考えるのは多くの時間と気恥ずかしさを抱えます。しかし、そこから逃げると一向に就職活動はうまくいきません。まずは自分と向き合って、自分の人生を振り返ってみてください。

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