就活レポート

作成者
えび
女性
文系
大学・学部
大阪大学
外国語学部
2018年卒
エントリー社数
70社
会社説明会への参加社数
15社
内定を得た社数
1社
エントリーシート提出社数
50社
就職先の業界
メーカー
就職先以外に内定を得た業界
なし

◆ 就活を始めてから内定を得るまでに活動したこと

 私は最初「公務員」になるつもりでした。きっかけは、社会に出る前に法律や経済の基礎を学んでおきたかったから。知らないことを学ぶのはワクワクするし、楽しいからです。

 3年の春から公務員試験の勉強を始めました。予備校に行かせてもらって、学校の授業と両立して、夏休みも冬休みもずっと勉強していました。

 でも2月に入って、ひと通り全て勉強し終えて「あとは試験に向けて仕上げの詰め込みだ!」という時、これ以上努力できない自分に気づきました。初めて、踏ん張りたくても踏ん張れない。まさに、足もとの地面がもろもろと崩れていく感覚でした。そんな違和感、モヤモヤを感じながらも、予備校に通う責任感から毎日机に向かっていました。でも全然がんばれない。このモヤモヤはなんなんだ!このままじゃダメだ! そして、紙に、今思っていること、現状、将来やりたいこと、なりたい姿、全部書き出した時、「あぁ、私は公務員ではない」とハッキリわかりました。将来やりたいことの資金集めのため、明日の安全のための仕事だと思っていたけど、それじゃ時間がもったいなすぎる。仕事でも成長したい、ワクワクしたい。でも私にとって、ワクワクする仕事、職場は公務員じゃない。公務員説明会に行って遠くの方まで伸びたレール、決まり決まったキャリア、職場の人の惰性が見えてしまった瞬間、つまらないと私は感じてしまったからです。 気付いた瞬間、モヤモヤは吹き飛びました。それと同時に未来に対するエネルギーがみなぎってくるのがわかりました。3/4、民間企業就活が解禁して間もなく、その日のうちに、私は公務員志望から民間就活に切り替えました。快く許して応援してくれた母に感謝です。

 右も左も分からない民間就活。インターンも行ったことがないし、自己分析も業界研究も企業研究も全くした事がありませんでした。最初はとにかく情報を集めようと、合同説明会、無料で就活相談が出来るところに行きまくりました。私をよく知る友達や、その逆の初対面の人にも自己分析を手伝ってもらったことも大きな1歩となりました。

 3月はエントリーシート、webテストの締め切りも多かったので、なるべく多く出してそこで経験を積もうと考えました。キャリアセンターの模擬面接や就活関連企業の面接対策も何回も何回も活用しました。どこに学びがあるか分からない、無駄なことなんてないと人との出会いも以前より大切にしていました。初対面の人となるべく話すようにし、また就活一色になってはいけないと思い、就活の傍ら、学校の授業、料理教室、サークルの飲み会の余興にも力を入れていました。(笑)

 業界も最初から狭めるのは良くないと、幅広く見ていました。保険、カード、IT、銀行、製薬、旅行、人材、メーカー。大手もベンチャーも。合計すると70社くらいエントリーしました。最終的にメーカーに絞って就活するようになったのは、5月の初め頃です。

 メーカーに決めた理由は、有形商材で目に見えてわかりやすくて、自社の製品をたくさんの人に使ってもらっているのがやりがいに繋がると感じたからです。

 しかしメーカーはメディア露出もあり、倍率が高いので一筋縄では行きませんでした。面接にも慣れて、その会社の本を読んだりして企業研究を完璧にして行っても、あっさり落とされたり。一番辛いのは手応えがあった面接で落とされることです。何が悪かったのか分からず、直しようがないので、ただただ気分が塞ぐだけでした。でも今考えると、私が良い悪いではなくその企業に合ってなかっただけ!ですね。

 何社も落ち続けていたら、もうスーツ着るのも、面接官に笑顔で話すのもしんどくなるし、自分の価値を低く思ってしまいます。私は社会不適合者なんだ、このままどこも受からなかったらどうしよう...とネガティヴなことばかり考えてしまいます。

 5月末にはその不安がMAXで押しつぶされそうでした。ちょうど第1志望の最終面接前でした。

 でも、そんな時、気づいたんです。自分のやりたいこと、なりたい姿は就職という道にこだわらなくて叶えられる。ゴールに対して道は何本もある。就職することだけが全てじゃないと。気づいたら心が軽くなりました。勝手にプレッシャーを感じて、自分を追い詰めて、上手くやろう、上手くやろうと思うと萎縮してしまって、私らしくなかったなと。取り繕って合格しても、後々しんどいし。というか私そんな器用じゃないし!笑

 そこからはもう自分らしさ全開で挑みました。取り繕わない。私には私の良さがある。その良さが分からない会社なんて、こっちから願い下げ!くらいの勢いでした。

 そして結果として、幸いにも1番行きたかったところから、一番早く内々定を貰えて、選考が進んでいるその他の会社を辞退して、就職活動を終えました。

 内々定先を第一志望にしていた理由は、「扱っている商品に思い入れがあること」や「大手で総合力があること」などたくさんありますが、1番の決め手は「私の直感」です。唯一「ここで働きたいな」と思った企業で、その企業の社員さんがどこの企業の社員さんよりも、仕事について楽しそうに話していたからです。そこで働く自分の姿を想像すると、とても輝いて見えたからです。

 一番の決め手が直感なんて、と私も思っていました。でもこの理由を、自信をもって言えるのは、「今までの人生でも何かを決断する時、理論的じゃなくて感覚的に決めていたこと」に気づいたからです。就活って、なにか大きくて難しくて大変で特別なことに感じるかもしれないけれど、等身大の自分で勝負することです。今の自分を作っているのは今までの自分です。だからこそ今までの自分がどんな時に楽しいと思っていたか、どんな時につらかったか、どんな風に決断を下してきたかなどを知る必要があります。要するに自己分析です。自己分析の結果が活きて、私はこの決断ができました。

 民間就活に切り替えて3ヶ月間という短い期間でしたが、人生で一番成長できた、色濃い3か月間でした。

◆ 就活の前と後で自分自身の変化があれば教えてください。

 就活で私は大きく成長したなと感じます。話す内容も論理的になったし、自分の長所と短所を自覚して、前より心に余裕が持てるようになりました。そしてなにより「自信」がつきました。就活で精神的に辛い日々の中で、逃げずに自分と向き合ったこと。自分が本当にやりたいことは何か、そのために何が自分に足りないのかを考え抜いたこと。全部、今の私の自信に繋がっています。

◆ これから就活に臨む後輩へのアドバイスやメッセージがあればお願いします。

 アドバイスは「自己分析をしっかりすること」「自分らしくいること」の2つです。私自身の就活体験でもこの2つがとても大きなキーワードとなったからです。

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